こんにちは、ぴんちょすです。
今回はちょっとおでかけして静岡県の東端、熱海市へ。個人的にずっと気になっていたスポット「熱海城」を尋ねてみました。
静岡県熱海市にある観光施設「熱海城」
「熱海城」は静岡県熱海市にある観光施設。天守閣風、いわゆる一般にイメージされる「お城」のような建物が錦ヶ浦という断崖の上に建っています。
熱海城は海抜120米余、名勝地錦ヶ浦を脚下に控えた天与の要塞地にあり、築城には最適の地とされています。戦国時代の昔、関東・東海地方に威をふるった小田原北条氏歴代の名将たちも水軍の根拠地として築城を希望しながら果たし得なかったと伝えられています。
熱海城天守閣の建築様式は日本の築城建築が発展の頂点に達した桃山時代、慶長初期の様式にのっとり、外装5層、内部9階の高層建築で昭和34年に築城されました。同時期に復興・再建されたお城として、小田原城、名古屋城、大阪城などがあります。
熱海城公式サイトより
実は日本100名城のスタンプラリーを地味〜に集めてたりするライトな城好きだったり、戦国系ゲームにハマっていたりもした僕ぴんちょす、8年前に静岡県、というか沼津に引っ越してきた頃から気になっていたスポットではありました。
そういや「熱海城」なんてお城、出てきたっけ。位置的には北条氏かな?とかぼんやり思っていたのですが。
熱海城公式サイトの記載を見ると、「小田原北条氏歴代の名将たちも(中略)築城を希望しながら果たし得なかった」ということ。つまり歴史的にはこの場所にお城はなかったわけで。
昭和34年に築城、ということは、パッと見は戦国時代やそのあたりの時代の建築に見えつつ実は近代建築だった、と。歴史はないけどれっきとした観光スポットです。
確かに断崖絶壁の上にあって城攻めはしにくそうだけど…笑
ロープウェイで向かいます
熱海城へは、車で近くまで行けるほか、錦ヶ浦のふもとにある「熱海後楽園ホテル」のそばからロープウェイで行くこともできます。
ロープウェイは大人料金が片道400円・往復600円。山頂駅に隣接されている「熱海秘宝館」の入場券と往復運賃セットで1,800円です。
熱海秘宝館も行きましたけどね、ここでは割愛させてください。各自お調べください。お願い。笑
今回はふもとに車を駐めてロープウェイで行くことに。

ロープウェイからは熱海の港や街並みが見えて、なかなかいい眺め。

いざ入城!

ロープウェイの山頂駅から歩いて5分くらいでしょうか。見えてきました熱海城。
歴史的建築ではないにしても、間近で見るとかなりの迫力。
戦火や災害等で失われていない、築城当時の姿をそのままにとどめる、立派な天守閣風建築です。(※物は言いよう)
入場料(入城料?)は大人1人1,000円。JAF優待で100円引きになります。
入城すると目の前には金のシャチホコ。いかにも昭和のアミューズメントって感じで一種の風情が。

最上階からは熱海の街が一望。
晴れた日には初島や伊豆大島、空気の澄んだ日には遠く横浜ランドマークタワーさえ見えるんだとか。これは絶景です。
熱海海上花火大会がある日には特別営業で開館し、この最上階から花火を見ることもできるらしく。それもまた絶景なんだろうなあ…

いったんエレベーターで最上階に登ってから5階、4階…と降りていく形で順番に見ていきます。
途中階には江戸文化の体験コーナーがあったり、江戸期の騙し絵やなぞなぞ絵の展示があったり、なかなかに楽しめました。
マッチ棒で作られた城郭模型の展示も。精巧に作られた城郭模型に驚きです。

そのほか地下1階にはプレイ無料のゲームセンターがあったり、途中階には足湯があったり。
隣接の「トリックアート美術館」も気になるところでした。(今回は行ってないけど)

観光地に建てられたちょっとユーモラスな観光施設の中にいろんな遊びがギュッと詰まってる感じ、昭和〜平成のバブリーな匂いというか、当時の観光シーンの残り香みたいなものを感じてなかなか楽しかったです。
面白い体験ができました!お試しあれ!
施設情報
- 熱海城
- 〒413-0033 静岡県熱海市熱海1993
- 営業時間 9:00〜17:00
- 年中無休
- 公式サイト→http://atamijyo.com/
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