こんにちは、ぴんちょすです。
先日情報をキャッチして、すぐに予約した沼津駅〜沼津港の自動運転EVバスの実証実験。(→記事はこちら)
実際に乗ってきました!
予約したのは朝9時の便。せっかくの休日、我ながらもうちょっと朝ゆっくりしてればいいのに。と思ったりもしつつちゃんと起きて沼津駅へ。
朝早くから市役所の方や報道陣の方?がしきりに写真を撮ってたりしました。
受付と簡単な説明を受け、早速乗車。
窓は密閉されておらず、夏場だったら開放して風を感じながら乗車できるそう。最高時速19km/hまで、というのは構造も簡易でシートベルトもないから、というのもあるんだとか。立ち乗りも不可、とのことです。吊り革もないし。
乗客のみなさんも集合し、午前9時。発車の時間。
自動運転の仕組みとしては、あらかじめ3Dマップで作成したルートを記憶しておいて、カメラとGPSの座標に沿って位置を確認しながら進行するんだとか。
実際に自動で運転できるのは、沼津駅南口の交差点から沼津港の交差点まで。つまりそれぞれのバス停から交差点を抜けるまでは手動運転でした。
自動運転、とはいえまだ実証実験段階。実際には運転手さんが乗車し、機械が検知した歩行者や障害物に対して、進行していいかどうか、を確認した上で進行します。
前方カメラで信号機の色を読み取っているようで、信号に差し掛かると「赤信号を検知しました」と自動停止したり、「青信号を検知しました」と自動で発進したり。
これが雨天の日だと、センサーやカメラがうまく作動しきれずに手動運転、という日もあるようです。
EVバスはルート上の信号機と連動して、バスの進行がスムーズに行くように信号を制御するそうです。もちろん交差する交通との兼ね合いもありますが、最大で青信号が10秒長く、赤信号が4秒短くなるとか。
ちなみに信号制御の実験をやっているのは沼津駅南口〜通横町(あげつち商店街のはじっこ)までの5機。とのこと。
自動で信号機や障害物を検知して加減速や発進・停止をしたり、車線変更して障害物を回避したりするのは実に未来感ありました。
途中、信号が急に変わったり、急な追い越しをされたり、といった場面で急減速、だとか、障害物回避の最中に追い越しをされて対応しきれずエラー、といった場面もあったり。
まだまだ発展途上の技術、といった感じ。これからの未来に期待!
なんて言ってたら15分ほどで無事沼津港に到着。
これからどんな風にこの技術が発展していくのか、実に楽しみになりました。個人的には夜の時間とかまで沼津駅〜沼津港のバス便が出てくれたら、夜ご飯とか食べに行きやすいんだけどなー、なんて。
(2020年1月29日追記)どうやらシステムの不具合があったらしく、手動運転での運行に切り替わったようです。この結果も含めて実験。かなあ。詳細は沼津市公式サイトより。