こんにちは、ぴんちょすです。
今回は沼津市街地から車で約1時間…といってもまだ沼津市内。伊豆半島の西海岸沿いに静浦、内浦、西浦…と越えて戸田(へだ)地区へドライブ。
戸田地区にある道の駅「くるら戸田」へ遊びに行ってきました!
2015年4月にオープンした道の駅です。
沼津市に初めて設置された道の駅で、戸田地域のお土産や特産の深海魚を使用した軽食、源泉かけ流しの日帰り温泉と足湯もあります。長旅で疲れたからだを癒してくれる施設です。
沼津市公式サイトより
「くるら戸田」は2015年にオープンした、沼津市初の道の駅です。沼津市街地からは車で1時間はかかる距離ではありますが、軽食コーナーあり、お土産の販売コーナーあり、日帰り温泉あり…と楽しみがたくさん。
もちろん周辺の西伊豆エリアへのドライブの中継地点にもなり、またこれだけでも目的地になる場所です。
休日になると車中泊のキャンピングカーもたくさん止まっていたりします。
「くるら戸田」の中には、戸田地区について詳しく知れる展示スペースがあります。
日本初の洋式帆船「ヘダ号」の模型展示も。
ヘダ号はスクーナー型の木造帆船。1854年、ロシアのプチャーチン提督は日露和親条約締結のため日本に滞在していたが、安政地震に伴う大津波に遭い、乗っていたディアナ号が富士沖で沈没した。これを受け、修理港になるはずだった旧戸田村の漁民が乗組員を支援。帰国するため、ロシア人が設計、地元の船大工が図面に起こしてヘダ号を造った。
静岡新聞Web版 2019年7月19日記事より
そしてラブライブ!サンシャイン!!の沼津まちあるきスタンプも設置されています。描かれているのは小原鞠莉ちゃん!
「くるら戸田」では温泉を楽しむこともできます!
道の駅の建物内にある日帰り温泉「壱の湯」さん。受付は10:00〜21:00、大人500円。
成分:ナトリウムカルシウム硫酸塩泉
効能:肩こり・腰痛・リュウマチ・切傷・火傷の効能の他、健康と美容にも効果があるといわれます。
温度:51.8℃(源泉かけ流し)
くるら戸田公式サイトより
道の駅の外には無料の足湯もあって、こちらも気軽に楽しめます。
天然温泉に素足をひたしてゆったりした時間を楽しむ…これだけで贅沢なものです。
くるら戸田では戸田の特産品を使った軽食がいただけるフードコートがあります。
伊豆のわさびや、深海魚「とろぼっち」、戸田特産のたちばなを始め、豊富なメニューが並びます。
実際にランチでいただいてきました!
深海魚「とろぼっち」を使った唐揚げとポテトフライのセット「ぼっち&ポテト」400円(税込)。
とろぼっちは「アオメエソ」「メヒカリ」とも呼ばれる深海魚で、淡白な身が揚げたてはホクホクとして実に美味しいのです。
とろぼっちの唐揚げは丼でもいただけます。
「トロぼっちフライ丼」(600円税込)は白ごはんにとろぼっちの唐揚げ、ソースにマヨネーズ。淡白なとろぼっちがソースと合わさるといちだんとボリュームが増して、ごはんによく合うのです。
使われているソースはこちらも戸田の名産「峯松ソース」。沼津ブランドにも認定、戸田の民宿「峯松」さんオリジナルレシピの、甘くて美味しいソースです。(峯松ソースについては沼津ブランド公式サイトから)
デザートにはこちらも戸田の名産「戸田たちばな」を使った橘パンケーキ(400円税込)。
戸田たちばなは戸田に自生する日本固有の柑橘類。そんな戸田たちばなを贅沢につかったジャムを添えたパンケーキです。
古くから日本に野生していた日本固有の柑橘であるタチバナは準絶滅危惧種に指定されているほど数が減っています。
そんなタチバナの日本最大の自生地のひとつが戸田です。※タチバナ自生地北限
沼津観光ポータルサイトより
たちばなジャムは柑橘の甘酸っぱい風味と香りがギュッと凝縮されたような美味しさ。ちょっぴりスプーンにすくって食べただけでもしっかりした存在感を味わえます。
とろぼっちの唐揚げ(冷凍)や、戸田たちばなジャム、峯松ソースなどなど、施設内のお土産コーナーで買って帰ることもできます!
沼津市街地ではなかなか味わえない、ゆったりした時間と特産の食べ物、ぜひ一度味わってみて!