こんにちは、ぴんちょすです。
今回は雅心苑さんのお菓子「新九郎最中(しんくろうもなか)」!沼津ゆかりの戦国武将、伊勢新九郎盛時こと北条早雲にちなんだお菓子です!
今回買ってきたのがこちらの「新九郎最中」。パッケージには伊勢新九郎盛時の家紋「対い蝶紋(むかいちょうもん)」がデザインされています。
最中の表面にも「新九郎最中」の文字がデザインされています。
中は特製の粒あんがたっぷり!しっかりどっしり甘く、シンプルで満足感たっぷりの最中です。
この「新九郎最中」の名前の由来になった伊勢新九郎盛時、という戦国武将。
一般的には今の神奈川県にある小田原城を本拠とした、北条氏の祖である北条早雲、として知られています。歴史の授業とかで、豊臣秀吉の天下統一の総仕上げとして北条氏を攻めた、という話題が出てきたりした、そんな小田原北条氏です。
北条早雲は初め伊勢新九郎盛時と称し、室町幕府将軍の申次集を務めたが、駿河の守護今川氏とは、姉北川殿が今川義忠の正室というつながりがあった。文明8年(1476年)義忠が急死すると、その後の家督争いで甥の今川氏親を助けた功により、長享2年(1488年)頃、富士郡下方12郷を与えられ、興国寺城主となったとされる。
沼津市公式サイトより
伊勢新九郎盛時は今川氏との関係も深く、盛時の姉である北川殿が駿河守護今川義忠の正室ということです。
この今川義忠という人物は有名どころでいえば今川義元の祖父にあたる人物。当時の駿河国(静岡県中部・東部)としてはかなり大きな勢力を持つ大名家です。(今川義元、といえば桶狭間の戦いで織田信長に倒された、というイメージが一般的ではありますが…笑)
そんな縁から伊勢新九郎盛時が今の沼津市の原・浮島エリアにある興国寺城を与えられたのが1488年のことのようです。その後北条氏は勢力を拡大、のちに小田原を中心に勢力を拡大していきます。
僕個人としては一時期ハマっていたアーケードカードゲーム「戦国大戦」に登場するカードとしてもよく覚えています。
計略名「興国の流星」はきっと興国寺城の名前にちなんだものでしょうか。
原・浮島エリア、沼津市根古屋には興国寺城の城跡も残っています。
建物は残っていないので一般的なお城のイメージとは違うかもですが、建物跡や土塁、堀の跡などが残り、当時をしのぶことができます。
続日本100名城にも選ばれていて、スタンプラリーで訪れる城マニアの方もいらっしゃるかと。
敷地内には「初代城主 北條早雲碑」と記された石碑も。
根方街道沿いにあり、車でも行きやすい位置です。一度訪れてみてはいかがでしょうか。
話題を「新九郎最中」に戻しまして。沼津・三島エリアにある雅心苑さんの店舗さんで買うことができます。
特に下香貫にある雅心苑さんの「リヴァージュ洋菓子店」さんはラブライブ!サンシャイン!!とのコラボスイーツを展開するなど楽しいお店。
今回の新九郎最中もリヴァージュさんで買わせていただきました。
ぜひお試しあれ!