こんにちは、ぴんちょすです。
今回は、先日用事があって訪れた時にちょっと寄り道した、西伊豆町の景勝地「堂ヶ島」について!
先日、用事があって訪れた西伊豆町。沼津からは車でも1時間半〜2時間はかかるという、距離としてはちょっと離れた場所ではあります。
この間は西伊豆町の仁科漁港で頂いた新鮮なイカの丼「いか様丼」をレポしたりもしてました。美味しかったなあ…
でもってその時に寄り道して行ってきたのが景勝地として有名な「堂ヶ島」。
…とはいえどんな場所かあんまり知らずに行ってきた部分もあって。写真と共に振り返りつつ、ちょっと調べてもみました。
まず驚いたのは海の綺麗さ。透明度。
もちろん沼津の海も綺麗なところばかりですが、堂ヶ島の海もものすごく綺麗!波打ち際まで行くとその透明度にはびっくりです。
この海の姿が、ちょっと高台から見ると今度は鮮やかなエメラルドグリーンに見えるんだから驚きなんです。
本来の用事は別のところにあったわけではあるんですが、ちゃっかり一眼レフを持ってきて良かったなあ、と。この鮮やかな色彩には驚きです。
堂ヶ島でもう一つ驚くのがその独特な地形です。
西伊豆の海岸線はリアス式で変化に富み、数々の景観や天然の良港を作り出しています。 国立公園や名勝伊豆西海岸などの指定を受けた景勝地が多く存在します。 特に堂ヶ島の天窓洞・三四郎島などが有名です。
堂ヶ島マリン遊覧船公式サイトより
行ってみて驚いたのがこの段々状になった海岸の崖。火山灰層が折り重なって、この白く美しい地層を作っているんだとか。
白い岸壁と青い海のコントラストは本当に美しい…
堂ヶ島海岸の崖には海底火山の噴火にともなう水底土石流と、その上に降り積もった軽石・火山灰層が見られます。美しく折り重なる白い火山灰層は堂ヶ島の特徴的な景観を作り出しています。
西伊豆町観光協会公式サイトより
堂ヶ島の地形で独特の美しさを見せるのがもう一つこちら。「天窓洞(てんそうどう)」です。
この穴の下には海面が広がっていて、本当はここを遊覧船が通って、その遊覧船に乗って、この穴を通して降り注ぐ陽の光を浴びて…というところではあるんですが、訪れた時には新型コロナウイルス感染拡大の影響からか遊覧船も運休中でした。これは仕方ない。またの機会に。
国指定天然記念物でもある堂ヶ島の天窓洞は、天井から美しい光が降り注ぐ「青の洞くつ」とも呼ばれ、おすすめの観光スポット。洞くつめぐりの遊覧船で、海上から大自然の芸術を楽しめます。
西伊豆町観光協会公式サイトより
またこちらも堂ヶ島の名物。三四郎島、と呼ばれる3つの島と陸地を結ぶ浅瀬が潮の干満によって陸地が出現したり、海に沈んだりします。
潮の干潮時に三四郎島までの道が現れる現象を地元の言葉で「トンボロ現象」というそうです。
ちょうど僕が行ってきた時間が干潮の時間だったようで、三四郎島までの道ができているところを見ることができました。
せっかくなので!と近くまで行ってみました。
間近で見るトンボロ現象はまた迫力満点!実際に地続きになっている様を近くで見られます。
近くの案内所やWebサイト等では干潮・満潮の時間も確認することができ、訪れる際の目安にすることもできます。
今回は寄り道くらいの時間だったので、あんまり長居はできませんでしたが…満潮時の風景も見てみたい!
そして西伊豆の海岸といえば、本当は海に沈む夕日も見たかったところ…日本海側はともかく、太平洋側で海に沈む夕日が見られるところ、なかなかないはず。
今回は用事のついでに寄り道程度、になっちゃいましたが。今度来るときは、できれば泊まりがけでゆっくり夕日も堪能して、なんなら温泉もグルメも堪能してきたいなあ、としみじみ思いました。