こんにちは、ぴんちょすです。
今回は沼津市松長、片浜駅近くにあるカフェ「ばなふりら」さんにお伺い!僕の地元でもある新潟のグルメを味わえるランチです!
今回お伺いした「ばなふりら」さんがあるのは沼津市松長、JR東海道線の片浜駅のすぐ近くです。片浜駅の南側にある、西友やお宝中古市場がある区画の裏手、一本奥まったところです。
「ばなふりら〜ばなふりら〜」と唱えると、夢や願いが叶うというおまじないや、じゅ文のような言葉です。
店名は、秋元康さん作詞の『バナフリラ』の曲名から取りました。元はバナナフリッターからきているそう。
ばなふりら 公式サイトより
「ばなふりら」さんは、昨年2019年の1月にオープンしたばかりのまだ新しいお店。
僕の地元でもある新潟の郷土料理がランチでいただける、と聞いて気になっていたお店で、ようやく行くことができました!
落ち着いた和カフェ、といった佇まいのお店は、内装もシンプルでおしゃれ。
カウンター席が7席と、4人がけのテーブルが2つ。ゆったりした音楽が流れる素敵な空間です。
なんとなくですが入った瞬間に懐かしい香りを感じたのは、やっぱり新潟の食べ物の匂いなんでしょうか。
今回いただいたランチがこちら「新潟名物 のっぺ と 栃尾油揚げランチ」。1,000円+税です。
ご飯は「大口れんこんの炊き込みご飯」、新潟の煮物料理「のっぺ」に、こちらも新潟名物「栃尾油揚げ」。お野菜のピクルスに、「打ち豆と車麩のお味噌汁」。ミニデザートにレアチーズケーキ。食後のドリンクまでついています。
いかにも身体に優しそうで栄養のありそうな雰囲気、と同時に、個人的には新潟にいた頃を思い出す懐かしい食べ物に心躍ります。
こちらが新潟の郷土料理「のっぺ」。
いかにも田舎料理っぽい優しげな名前。新潟にいた頃はよく食べる機会があったし、今でも年末年始に帰ると必ずお正月料理として出てきます。
新潟では、どの家庭でも食卓に上がる煮物のおかずです。「濃餅」「ぬっぺい」“とろみのある”という意味からのっぺとなったとか。主原料の里芋のぬめりからついたそうです。
だしは、ホタテの貝柱、鶏肉、干し椎茸から取ります。
10種類以上の食材が入ります。里芋、にんじん、こんにゃく、油揚げ、干し椎茸、かまぼこ、鶏肉、貝柱、銀杏、絹さや、などです。
ばなふりら 公式サイトより
ゴロゴロっとした里芋と優しいおだしの旨味にほっこりするお料理。あったかいのを食べるのももちろんいいですが、冷ましたものを温めずに食べるのもまた美味しいんです。
「ばなふりら」さんでも、のっぺは冷ましたものが出てきて、「そうそうこれこれ!」って静かにテンション上がってました。
これも懐かしくてたまらない「栃尾の油揚げ」です。
写真ではスライスされた状態ですが、もとの油揚げは通常の何倍もあるジャンボサイズ。
新潟県長岡市栃尾の名物です。
通常の3倍の大きさのジャンボ油揚げです。一枚一枚手揚げし、鍋で2回揚げることから芯までふっくらと柔らかで、外側はパリッとした歯ざわりと適度な弾力があります。
ばなふりら 公式サイトより
外側はパリッと、中はスポンジ状になっていてふわふわ、普通の油揚げとは全く違う、食べ応えたっぷりな油揚げです。
刻みネギをたっぷりのせて、お醤油でいただくともう満足感たっぷり。
新潟ではどこのスーパーにも置いてあって、よくフライパンやオーブントースターで焼いて、お酒のおつまみにしたりしてます。
薬味はネギの他にもおろし生姜や味噌だったり、納豆をはさんで食べたり。新潟の地酒によく合うんですこれが。
普段、食後のドリンクはほとんどアイスコーヒーをいただくんですが、今回は「雪国紅茶」というメニューを見つけてこちらをオーダー。
新潟は日本のお茶栽培ができるエリアの北限とのこと、昼夜の寒暖差が大きく、渋みが少ないお茶になるんだとか。
普段がコーヒー派なので、久しぶりの紅茶だなあ、なんて思いながらいただくと、確かに渋みをほとんど感じなくてスッキリした味わい。
飲んだ後に鼻から抜ける紅茶の豊かな香りまで楽しみながら、ゆったりした音楽に包まれる時間、とても素敵なものでした。
落ち着いた雰囲気の素敵な空間の中で、束の間地元新潟を思い出して穏やかな気持ちになれました。
あんみつやおしることいった甘味もいただけるようなので、今度またティータイムにも伺ってみたいです!
ごちそうさまでした!