こんにちは、ぴんちょすです。
今回は沼津市大手町にある「中央亭」さんでランチ!いつも行列必至、県外からもファンが訪れるというお店の餃子をいただいてきました!
今回お伺いした「中央亭」さんがあるのは沼津市大手町、位置的には沼津新仲見世商店街の近くになります。
ちょうどアーケードを取り外している最中の新仲見世商店街。商店街の真ん中の交差点を東側(静岡銀行や狩野川がある方)に曲がると、左側にお店が見えてきます。
いつも行列ができているのはよく見ていたので、今回は早めに。
11時開店とのことだったので、ちょっと早めに行ってみると平日10:30の時点ですでに3人待ち。
開店時間の11時を迎える頃には全部で12人くらい並んでいたでしょうか。僕が4番目だったので、割とすんなり入ることができました。
中央亭さんのメニューは、いかにも昔ながらの食堂、といった雰囲気のめちゃめちゃシンプルなもの。
メニューは「餃子」「ライス」「飲み物」だけです。
以上終わり。価格は全て税込です。
看板商品の餃子が間違いなく美味しくて、長年たくさんのファンが付いているがゆえのこのシンプルさです。
今回はシンプルにランチとして、「餃子(小)」と「ライス普通盛り」をオーダーしました!
出来上がりを待つ間から店内にたち込める胡麻油のいい香り。
運ばれてきたのはぷっくりとしたフォルムに食欲をそそるきつね色の表面。美味しそうな餃子が6個。660円税込です。
一緒に頼んだライスはお茶碗やどんぶりではなくて、平らなお皿に盛られて紅生姜が少し。この独特な感じも中央亭スタイル。
中央亭さんの餃子は「焼いてから茹でる」といわれる独特なスタイル。茹でる、とは言っても焼いた鍋にお湯を入れて蒸し焼きにしつつ、仕上げ焼きをしないで盛り付ける、といった格好のようです。
表面にはこんがりと焼き目がつきつつも、パリパリサクサク、といった感じではなくてモチッとした感じ。皮もちょっと厚めで、ちょっと香ばしい水餃子のような感覚です。
具もたっぷり詰まった感じで持ち上げるとずっしり感。かぶり付くと肉汁がドバドバと溢れるようです。
中具は肉と野菜の比率で言えば圧倒的にお肉優勢。肉汁、旨味、肉食感たっぷり。ところどころに筋っぽいコリっとした食感がするのが、いかにも素朴でいい感じです。
卓上には「タレ」「七味唐辛子」「自家製からし油」の3つ。
タレは酢が強めのさっぱり味で、お肉強めの餃子にまたよく合います。からし油は後からじんわりピリッとした辛さが伝わる感じ。
餃子に七味唐辛子、というのもなかなか見ない組み合わせですがこれがまた格別旨い。餃子だけでも完成された味な感じがしますが、タレとからし油と七味唐辛子と、全部合わせてもまた別の完成された味、って感じ。
茹で焼きで水をたっぷり含んでいるんだけど、油もしっかりまとっていて中具の味も強いので、全体のバランスがすごくよくて美味しい餃子。
何年も前ですが、かつてグルメ雑誌「dancyu」で餃子特集が組まれた時も、紹介されていたお店のトップがここ中央亭さんでした。
他の東京近郊のいろんな名店が紹介される中で誌面トップで紹介される味、やっぱり間違いなく美味しいです。
中央亭さんではテイクアウト(持ち帰り)の予約も受けていらっしゃいます。営業日の9時〜18時に受け取れるようです。
容器代を含んで店内飲食とは別料金になります。(いずれも税込)
先の予約も可能…というよりは、予約がどんどん埋まってしまって早くても2日後とか。最短でいつの予約が可能かは店頭に掲示してあったりします。
聞いた話では1日に予約・店内含めて3,000個作るんだとか。それでも持ち帰り予約が先まで埋まってしまう、というのはさすがの人気ぶりです。
ちなみに、年末年始などの長期休みのタイミングは早くから予約が埋まってしまうようです。やっぱり地元の人のご馳走として、また帰省のタイミングに食べさせてあげたい沼津の地元の味として愛されているんでしょうか。
店頭には、今年2020年の12月27日〜31日の予約だけでなく、来年2021年12月30日〜31日の予約がすでに終了との知らせ。桁違いの人気ぶりです。
雑誌や各種メディアでも特集され、県内外からファンが通うという味、間違いない美味しさでした!
週末はやっぱり早い時間から並ぶようですが、並ぶ価値が十二分にある、美味しい餃子です!
ごちそうさまでした!