こんにちは、ぴんちょすです。
先日訪れた僕の地元、新潟にて。
一緒に行った相方まぐろちゃんと一緒に(あんまり出歩けない中ではありますが)ささやかに新潟の味を楽しもう、とご飯を食べに行ってきました。
今回うかがったのはJR新潟駅万代口から徒歩3分くらいのほど近い距離にある居酒屋さん「えびす鯛 新潟駅前店」さん。
ここ「えびす鯛」さんは以前帰省の折に行ったこともあるお店で、すごく美味しかったのを覚えていました。
他に新潟駅南口の「葱ぼうず」さん、新宿や横浜にもお店がある「いかの墨」さんと同じ「よね蔵」さんというグループのお店です。
今回は特に、他人との接触を避けられる「個室居酒屋」というところが決め手になってここ「えびす鯛」さんをチョイス。
新型コロナウイルス感染拡大防止、というところで今回は実家の両親とも会食なし、という中なので万全を期す形。
相方まぐろちゃんとふたりだけですが、ささやかに新潟の美味しいものを楽しみます。
メニューには新潟、特に佐渡でとれた海の幸が目白押し。
僕自身は佐渡ヶ島には小学校の頃に1回行ったきりなんですが、本当に美味しいものが多くて。
大人になってから「佐渡のお酒」「佐渡の食べ物」と聞くと、気になってよく味わうようにしています。
さてさて。
今回はお席だけの予約で、コース料理ではなかったんですがお席にはすでに土鍋が用意されていまして。
大ぶりの海老やホタテ、牡蠣などから1品選んで、土鍋の中の酒出汁で蒸しあげる、というお料理。
これがなんと「お通し」。
ザルの上にお通しメニューがずらり、「さあ選んでください」とばかりに並んでいるのは圧巻です。
今回はまぐろちゃんが豚肉と野菜のせいろ蒸しと、僕がカニ味噌をチョイス。
いい香りのする酒出汁でふっくらと蒸しあげます。
ふっくら蒸しあがった豚肉はしっとりとして旨味がたっぷり。
しょうゆポン酢でさっぱりといただきました。
こちらは僕のチョイスのカニ味噌。
カニも味噌も旨味がギュッと凝縮されて最高。お通しのタイミングでのお料理ですが、ちょっと引っ張って残しておいて、後から新潟の地酒と一緒に味わうの、たまらんでした。
さらに、下に敷いてあるワカメもシャキシャキしっかりした歯応えで美味。妥協がないですねえ、うんうん。
新潟といえばやっぱり美味しい海の幸!
もちろんいま住んでいる静岡県沼津市も豊富な海の幸が自慢の街ではありますが。
やっぱり太平洋側と日本海側ではとれる海産物の種類も違っていて、それぞれにそれぞれの魅力があります。
まずは佐渡産の「鰤と平政の食べ比べ」979円税込。
どちらもとびきり厚切りで贅沢!脂が乗ってプリプリの食感、でもくどくないし臭みもなく、上品な旨味が口一杯に広がる美味しさでした。
こちらも佐渡産「メジ鮪のお造り」979円税込。
滑らかな舌触りのお造りを舌に乗せて、溶かすようにいただくと旨味がじんわり広がってたまらない美味しさ!
そしてそして。
日本海を代表する白身魚、こちらも佐渡産「のど黒の焼き霜造り」1,628円。
安く出回っているのをほとんど見かけない、ちょっと背伸びの高級魚、といった印象。
こちらに藻塩をちょっとだけつけていただくと…
身は弾力があるのに、噛んでいるとじんわりとトロけてきて。
さっぱりしているのに旨味が濃くて。
ただ淡白なだけではなくてちょっと魚くささのような風味があるのもクセになって。
ずっと口に含んでいたくなるようなたまらない美味しさ。
藻塩だけでももちろん美味しいですが、わさびをちょっとだけつけて食べるとこれまた堪えられない美味しさです。
新潟に来たらやっぱり日本酒も!地酒もたっぷり楽しめます。
新潟県各地の地酒を6種類楽しめる「利き酒六種越後めぐり」1,089円。
小さいグラスに1杯、40mlずつが6種類と、酔いすぎずに味を楽しむための「和らぎ水」が用意されています。
これを少しずつ味わいながら、味の違いを楽しんだり、合わせるお料理を考えたり。
下に敷かれたシートには、お酒の説明もありました。
新潟市「越乃寒梅」、村上市「〆張鶴」、阿賀町「麒麟山」、長岡市「極上吉乃川」、上越市「雪中梅」、佐渡市「北雪」の6種類。
それぞれにそれぞれの美味しさがあって、じんわりと味わう時間は至福そのもの。
もちろんお刺身やお酒以外にも美味しいものがたくさんです。
「田舎風玉子焼き」638円税込。
ふわふわとろとろの食感で、ほんのり甘めの味付け。
箸で持ち上げるだけで崩れてしまいそうなくらい柔らかく、口に含むとほろりとほぐれてたまらない美味しさです。
新潟のご当地グルメ「タレカツ丼」のカツをベースにアレンジした「タレカツ」935円税込。
タレカツ丼のカツはもっとお肉が薄く平べったいものですが、こちらはヒレ肉をもっと厚切りにして食べごたえしっかりの一品。
甘じょっぱいタレがたっぷり染みていて、同時に衣がサクサク。これはビールと一緒にいただくとまたたまらない…!
お料理をたっぷり味わったところで、締めにはやっぱり新潟のお米。
こちらのお店ではご飯メニューとして、佐渡産コシヒカリの本格的なかまど炊きご飯がいただけるのですが…いろいろ食べた後で、ちょっとだけご飯が食べたくて。
どうしようか悩みながらダメもとで「おにぎりってありますか?」と聞いてみると。
ありました!
メニューには載せていない裏メニューだそうですが、「おにぎり」と「お茶漬け」はいただけるんだそうな。
「おにぎり」は鮭と梅の2種類から選べて、アオサのお味噌汁付きで1個231円税込。
ふっくらしたお米は噛むほどに広がる甘みと旨味。
お米にも鮭にも、ちょっと塩が強めなのが素朴でいいというか、むしろおにぎりでお酒が飲めそう。
最後の最後まで大満足、でした!
ということで今回は新潟駅万代口の「えびす鯛」さんで、ささやかながら新潟グルメを満喫してきました!
こんな状況下でも、しっかり個室のお席が取れて、他の人との接触の心配なくお料理を楽しめたのは本当にありがたいところです。
もうちょっと新型コロナの事態が落ち着いたら、またゆっくり新潟に帰って、またいろいろ美味しいものを味わいたいなあ、と。
ではでは今回も、ごちそうさまでした!