こんにちは、ぴんちょすです。
独特なアルミの容器に入った、醤油味の具のない炊き込みご飯「さくらごはん」。
静岡県では学校給食などで親しまれているというこの味が、静岡県のお弁当・お惣菜チェーン「天神屋」さんで期間限定で商品化!ということで食べてみました!
まちあるきで訪れた沼津駅、駅ビル「アントレ」さん。
その1階にお店を構えるのが、静岡県下に展開するお惣菜・お弁当チェーンの「天神屋」さん。
天神屋さんはおにぎりや静岡おでんが美味しいお店で、路面店のほかサービスエリアなど、県下に27店舗を展開しているそう。
僕も静岡県に引っ越してきてから何度となくテイクアウトで楽しんだりしています。
今回この「天神屋」さんのお店を通りがかったところ、ある商品を見つけたうちの相方まぐろちゃんが大興奮。
生粋の静岡ケンミンの目が釘付けになってしまうその一品、これは食べてみたい!と買って帰ることに。
こちらがその懐かしの一品「さくらごはん」。
これまた学校給食で親しまれた「ミルメーク」もセットになって、お値段230円(8%税込)。
この独特のアルミパック、相方まぐろちゃんいわく「給食に出てきたそのまま」なんだそう。
アルミパックで提供され、静岡県民にとって懐かしい青春時代を思い出す素朴な味わい。
さくらごはんとミルメーク | おむすび・お弁当の天神屋/テンジンヤ【公式】 (tenjinya.com) より
「さくらごはん」は静岡県の給食で出されている醤油味の具のない炊き込みごはんです。具が入っていなくとも、今も昔も変わらず大人気!シンプルゆえ再現するのが難しく、何度も試作を重ね、あの味に近づけました。
定番のミルメークのおまけつき♪ぜひ懐かしい給食に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
「さくらごはん」というのは、つまり具のない醬油味の炊き込みご飯。
この素朴な感じが、確かに学校給食っぽい。
残念ながら(?)僕の地元の新潟では一度も給食で出たことはないので、僕個人としては初めての対面です。
材料にはお米のほか、醤油や清酒など。
味付けはかなりシンプルなようす。
ちなみにアルミでできた容器なので、電子レンジ加熱は厳禁です。火花が出ます。
さっそくいただいてみると…
うんうん、美味しい!
ほんのり醤油味のシンプルなご飯。
もちろん具材は入っていないんですが、それがまた素朴で懐かしげというか。
電子レンジ加熱ができないので温めずにいただきましたが、冷めていても不思議と美味しく。
なるほど、これが静岡ケンミンの思い出の味なのね…と感慨にふけったり。
アルミでできたフタには、お箸の先で文字を書いたり絵を描いたりすることもあったとか。
小学生の時にこれ出てきたら、そりゃあ無性に字とか絵とか書きたくなっちゃう、なんだか気持ちがわかります。
そしてこのフタ、食べ終わったらきれいにたたむのがルールなんだそう。
ぺたんと2つに折り、4つに折り。
足で踏んだりして、できるだけぺったんこにするのがしきたりなんだとか。(しかもその細かいルールは担任の先生によっても違うんだとか。)
そしてクラスのみんながこの本体容器に、ぺったんこのフタをきれいに並べていくんだそう。(本体容器はこの下に重ねていくんだそうな。)
嬉々として懐かしの「お約束」に励む相方まぐろちゃんの姿に、あっけにとられるやら微笑ましいやら。
ところ変われば、いろんな文化があるんだなあ、なんて。
新潟にもこういうのあったかなあ。生まれ育った人間には身近すぎて覚えてないだけで、実はきっとあるんだろうなあ。
さくらごはんを楽しんだ後は、おまけでついている「ミルメーク」もいただきます。
人によっては苦手だけれど学校給食には欠かせない「牛乳」を美味しくいただくための調味料。
コーヒー味のがおまけでついていました。
僕もミルメークは知っていて、給食で出たことこそ無かったですが、なんとなくレトロ感を感じて時々無性に飲みたくなるもの。
ちょうど家に牛乳もあったので、溶かしていただきました。
ちなみに相方まぐろちゃんいわく「給食で出ていたミルメークは粉末じゃなくて液体だった」とのこと。
逆に僕は液体のミルメークを知らず、ミルメークといえば粉末でした。
これはジェネレーションギャップ?と思って人に聞いてみたらそうでもないみたいで。僕と同世代でも液体ミルメークだったという話もあって。
これもところ変われば、なんですかねえ。
ということで静岡では学校給食で親しまれた「さくらごはん」をいただきました!
もともとはゴールデンウィークまでの期間限定だったそうですが、好評につき販売期間が延長されているそう。(執筆時点では)
僕自身は静岡県育ちではないですが、なんだか僕まで懐かしくなっちゃいました。
学校給食を再現したカフェとか、行ってみたくなります。
ではでは今回も、ごちそうさまでした!