こんにちは、ぴんちょすです。
地元沼津や静岡の美味しいものを求めてスーパーマーケットをふらふらと歩いていたりした時のこと。
静岡県中部、静岡市清水区といえば缶詰食品メーカーさんも多い場所。
缶詰をおつまみに一杯、ってのもいいな…と思っていたら発見したのが、「清水名物 もつカレー」という缶詰。
港町清水のご当地グルメの缶詰、ということでこれは気になる!と思って食べてみました!
今回買ってきたのがこちら。
ホテイフーズさんの手掛ける缶詰「清水名物 もつカレー」。
「じもの」として地元静岡県の産品をたくさん取り揃えている「マックスバリュ」のお店(沼津港近くの「沼津南店」さん)で発見。
85g入りで、お値段213円(8%税込)でした。
缶のデザインには「清水名物」の文字と、青く鮮やかな富士山のイラスト。
港町清水、いまの静岡市清水区のご当地グルメだという「清水もつカレー」。
「清水もつカレー総合研究所」によると、清水の焼き鳥屋さんが名古屋の土手煮込みにヒントを得て作った「もつのカレー煮込み」が清水で評判になり、居酒屋メニューとして定番になっていったそうです。
清水の焼鳥屋「金の字本店」の先代、故杉本金重さんが、
戦時中満州で、東京の洋食屋「精養軒」の人と炊事班がいっしょになり、
カレーの仕込みを教わった。戦後店を開くと、名古屋の土手煮込みにヒントを得て、
モツをカレーで煮込んだ「もつのカレー煮込み」をつくった。
(1950年・昭和25年)それが、清水で評判になり、
以来60年居酒屋の定番メニューとして広まり食べられている。1899(明治32)年に開港した港町しみずには、
清水もつカレー総合研究所 (eshizuoka.jp)より
早くから洋食文化が広まり、人々はカレーに親しんでいた。
それが清水独自の食文化として「もつカレー」がソウルフードとして愛されてきた理由である。
清水のご当地グルメを缶詰にした、というこの「清水名物もつカレー」缶。
作っているのは「やきとり」の缶詰でも有名な「株式会社ホテイフーズコーポレーション」さん。
もちろんホテイフーズさんの本社も静岡市清水区にあります。ちなみに商品を作っているのは宮城県気仙沼市の工場だそう。
原材料には国産の豚モツをベースに、ソテーオニオンやウスターソース、コンソメ、といった洋風の材料だけでなく、鰹節エキスや昆布エキスの文字も。
なんとなくのイメージですが、お出汁の利いたお蕎麦屋さんのカレーに近かったり、和風のもつ煮込みがベースにあってそのカレー味版、といった感じなのかも。
豚もつ(国産)、ソテーオニオン、発酵調味料、鰹節エキス(さばを含む)、大豆油、ウスターソース(りんごを含む)、カレー粉、にんにく、砂糖、コンソメ(小麦・乳成分・牛・ゼラチンを含む)、生姜、昆布エキス/増粘剤(加工デンプン、キサンタンガム)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、香辛料抽出物、甘味料(カンゾウ)
もつカレー 85g | ホテイフーズ (hoteifoods.co.jp)より
食べるときには耐熱容器に移し替えて、ラップをして500Wの電子レンジで約1分。だそう。
さあ食べてみよう!とプルタブ式の缶を開けてみると、一気にカレーのいい香り!
昔ながらのぽてっとした風合いのカレーが登場です。
お皿にあけてみると、カレーの中に大ぶりのモツがたっぷり。
プリッとした質感で、これは美味しそう!
レンジで加熱してみると、また一段とカレーのいい香りが広がります。
ぽてっとしていたカレーソースも温かくなってさらりとした質感に。
ではでは早速…いただきます!
缶の中でしっかり煮込まれた豚モツはプリッとしつつも歯切れのいい柔らか食感。
スパイシーなカレーの味がしっかり染みこんでいて、同時にモツらしい独特の風味というか、クセみたいなのも残っていてモツ好きにはたまらないかも。
これは「もつ煮込み」感覚でお酒のおつまみにしてもいいし、もちろんこのままご飯にかけて食べてもたまらなく美味しそう!
カレーソースは口当たりマイルドだけど、食べているとしっかりスパイスの辛さと風味を感じる大人の味わい。
モツをおつまみにするのももちろんいいけど、このカレーソースをスプーンでちょっとずつ味わいながらお酒を味わうのもまたいい感じ。
モツもカレーも余さず全部味わいました!
ということで今回は静岡市清水区のご当地グルメ「もつカレー」を缶詰にした、ホテイフーズ「清水名物もつカレー」缶を食べてみました!
日常のちょっとしたおつまみやご飯のおかずにはもちろん、静岡みやげにもピッタリです。
ではでは今回も、ごちそうさまでした!