こんにちは、ぴんちょすです。
2022年5月13日~6月5日の週末9日間限定で行われている体験型イベント「輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド」。
Aqoursメンバー、そしてAqoursが通う「浦の星女学院」の生徒と一緒に協力しながら沼津をPRするイベントを成功に導く、という体験型イベント。
2022年5月21日の午前回に参加、その体験レポです!
(イベント未体験の人は、ネタバレを一部含む…と思って見ていただいたほうがいいかも、です。)
2022年5月13日~6月5日(13日(金)と土日のみの計9日間開催)の期間に行われているイベント「輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド」。
沼津が舞台の「ラブライブ!サンシャイン!!」とタイアップ、リアル脱出ゲームの「SCRAP」さんが手掛ける体験型イベントです。
各日午前午後と2回の開催、僕は5月21日(土)の午前回に、妻まぐろちゃんと一緒に参加してきました。
Aqours、そしてAqoursの通う高校「浦の星女学院」の生徒と一緒に、沼津をPRするイベントを成功に導く「助っ人」として参加する、というストーリー。
そんなストーリーのもと、沼津から参加する僕らも朝早くクルマを走らせよみうりランドへ。
当然Aqoursのみんなも浦の星女学院のみんなも「沼津からこのイベントに来る」わけで、同じ旅程をたどれる、という感慨も感じながら。朝9時半の集合に間に合うように、と約2時間くらいのドライブです。
よみうりランドに着いたら、集合場所のオーロラゲートからいざ入場!
会場内に入ると早速AqoursのスタンドPOPがお出迎え!
「東京の会場で沼津のPRをする一大イベント」に参加、ということもあって、メンバーの髪形や装いもいつにも増して華やかな感じです。
ストーリーの大枠としては。
沼津観光協会からAqoursに、「東京で沼津をPRするイベントを企画してほしい」と依頼があり、準備を進めていたが…途中で当日の準備時間が1時間しかないことが発覚。
浦の星女学院の生徒を集めても準備の手が足りない…というところに、準備を手伝ってくれる「助っ人」さんを募集、僕らはその「助っ人」となってイベントの準備をお手伝い、というもの。
そんなわけでまずはお手伝いの説明を受けるために、よみうりランド園内の「日テレらんらんホール」に向かいます。
(沼津市大手町の「さんさんホール」じゃないよ)
道中を案内してくれるのは、浦の星女学院の生徒(を演じるキャストの女の子)さんたち。
ただのモブ生徒、という感じではなくて、ひとりひとりに名前もあって、学年も決まっていて、それぞれに(スクールアイドル部以外の)部活にも所属しているようで、お互いに姉妹関係、という生徒さんもいたりして。
それがまたものすごくリアル。本当に浦の星女学院の生徒さんがそこにいて、僕らはそのお手伝いをするんだ、という気持ちになれます。
ともあれまずは来た記念にポストカードをゲット。国木田花丸ちゃん、そして僕の推しの津島善子ちゃんのをゲット!
さらに今回は2枚のチケットのうち1枚は「特典アイテム付き」のものにしたので、可愛らしいサコッシュもゲット!素敵な記念になります。
ちなみに服装ですが。
以前行われた「SCRAP」さんと「ラブライブ!サンシャイン!!」とのタイアップ謎解きイベントの時に記念で貰ったこのTシャツ。(イベントは2019年、だったかな…?)
今回の体験型イベントとその時の謎解きイベント、ストーリーとして連続性があって、その時のTシャツを着ていくと浦の星女学院の生徒さんたちが「あの時の助っ人さん!」と声をかけてくれて、嬉しい気持ちになれます。
「らんらんホール」の中には続々と「助っ人さん」が集合。
説明が始まるまでの間にパンフレットを読んだりしながらしばし待機。
時間になると、浦の星女学院の生徒さんから注意事項やタイムテーブルの説明があったり、Aqoursによるミニアニメが上映されたりします。
浦女生徒さんのトークもまた可愛らしくて面白くて。
「沼津から今朝バスで来た」そうで、道中の東名高速大和トンネルが渋滞していなかった、なんて話も出たりして。
僕も同じく東名高速道路を運転してきただけに、そんなところにも物語の中に自分が一緒になって入り込んでいる感覚があって楽しくなれたり。
そのミニアニメでは今回のストーリー、東京での沼津PRイベントを企画することになったいきさつや、イベントにかける千歌ちゃんの想いを聴けたりして。
その中で「普通の田舎だと思っていた沼津の街が、スクールアイドル活動を始めたことがきっかけですごく輝いて見えるようになった」という話。
それがまさに、ラブライブ!サンシャイン!!のおかげで沼津の街の魅力を知れるようになった自分とも重なる部分があって思わずウルッとくるんです。
「らんらんホール」での説明の後は、いよいよ「助っ人さん」としてのイベント準備に移ります。
開城になるのはらんらんホールからすぐそばの芝生広場。
芝生広場には展示、飲食、ステージ…と様々なブースの準備が始まっていますが、それぞれに浦女生徒さんが手が足りずに困っている状況。
イベント開始までの1時間の間に「助っ人さん」は各ブースを回って準備を手伝ったり、ブース外で困っている浦女生徒さんに声をかけて助けてあげたり。
ブースに入るとそれぞれに「お手伝い」の指示があって、その指示に従って準備を進めていきます。
イベントブースはなんと20ヶ所近くもあって、正直1時間で全部回るのは無理なくらい。
でもその感じこそが、Aqoursが完成させようとしている沼津PRイベント「Aqoursぬまづフェスティバル」の規模の大きさ、準備の大変さ、そして「助っ人さん」みんなと協力してイベントを完成させる、という感覚があっていいなあ、と思うわけです。
(全部回りたい人は複数回参加した方が確実かな、と…笑)
そんなブースでのお手伝いの中から、いくつかご紹介。
こちらは「ぬまづアンテナショップ」のブース、内浦三津の「和洋菓子 松月」さんや沼津港「沼津深海プリン工房」さんの商品など沼津の物産を販売するPOPに、購買意欲をそそるコメントを付箋で貼っていく、というもの。
こちらはイベント開幕の時に会場に掲げる「フラッグ」を作るブース。
このフラッグひとつひとつに、「助っ人さん」たちの沼津への想いを手書きで書いて完成させていきます。
こちらは「みんなでつくる」沼津のオススメマップ、というブース。
沼津市内の地図が書かれたボードを「助っ人さん」それぞれのオススメポイントを書いた付箋を貼っていく、というものです。
ここはちょっと趣向の違ったブース、津島善子ちゃんの「NUMAZU堕天占い」のブース。
占いのための魔力が足りない…?とかで「助っ人さん」みんなでポーズをとって魔力を高めていきます。
「ぬまづ富士山神輿」のブースでは、富士山をかたどったお神輿を作ります。
側面が白いままだということで「助っ人さん」たちで青い紙を貼り付けて綺麗な富士山のお神輿を完成させていきます。
ミニステージでは、イベント本番でのクイズ大会のための「沼津にまつわるクイズ」を「助っ人さん」から募集する、というお手伝いも。
スマートフォンを使って投稿フォームからクイズ問題を投稿する、というのもなんだか楽しい一幕でした。
実はブースでのお手伝いのほかにも、ブース外で困っている浦女生徒さんを助けたり、落とし物を拾うことでお手伝いをしたり…というお手伝いもあったんですが、あっという間の1時間。
ブースでのお手伝いに手いっぱいになってしまって、そちらはあんまり参加できずにちょっと心残りも。
ちなみにブースでのお手伝いをすると、それぞれでステッカーやポストカードといった記念品がもらえたりも。
1時間の準備時間が過ぎ、「助っ人さん」みんなで協力して進めてきた準備も完了。
ミニステージでの開会宣言のあと、みんなで手書きして作ったフラッグを掲揚していよいよ「Aqoursぬまづフェスティバル」本番がスタート!
準備を進めてきた「助っ人さん」たちは、今度はイベントにお客さん側として参加して楽しむことができます。
イベント本番も約1時間。
思い思いに好きなブースに行って展示やイベントを楽しんだりできます。
ミニステージでは桜内梨子ちゃんと国木田花丸ちゃんが「沼トーク!」として沼津の素敵なスポットを紹介してくれていたり。
みんなで作った富士山神輿を担ぐ体験もあったり。
みんなで完成させたお神輿だからこそ、担ぐ喜びもひとしおな気がします。
Aqoursの活動についての紹介スペースも設けられていたり。
ちなみにここでは「助っ人さん用パンフレット」も使いながら、ちょっとした謎解きゲームも楽しむことができました。
事前にイベント用サイトからそれぞれに沼津の写真を投稿することもできて、当日にはその写真が展示されているのを見ることもできます。
いろんな人のいろんな写真を見ると、それぞれにそれぞれの「沼津の推し風景」があって、嬉しくなったり新たな発見があったり。
イベントを企画する側も、参加する側も、沼津への愛がいっぱいです。
みんなのオススメポイントを貼った沼津の地図も、たくさんの付箋でものすごいことになっています。
こちらも参加した「助っ人さん」それぞれ。
この体験型イベント自体は計9日間開催されますが、この付箋の内容はこの日だけのもの。
まさに自分たちで作り上げたイベント展示、といったところです。
時間はちょうどお昼時、ということで飲食ブースでご飯を食べたりも。
渡辺曜ちゃんの得意料理「ヨキソバ」(1,250円)をいただきました。
もちもちの太麺にスパイシーなソース、ちょっと甘めの卵がまた美味しかった!
イベント会場の物販コーナー、またイベント終了後によみうりランド園内の売店で今回のイベントのグッズ物販も楽しめます。
イベントポスターやAqoursメンバーが着ている法被、キーホルダーにラバーストラップ…とよりどりみどり。
個人的に注目だったのは「沼津まちあるき缶バッジ」の今回イベント特別バージョン!ここでしか買えないレアアイテムです!
また「沼津まちあるきスタンプ」を捺すスタンプ帳も、会場限定デザインのものをゲット!
この会場限定デザインのスタンプ帳は、沼津駅南口の「SUN!SUN!サンシャインCafé」で提示すると特別メニューが食べられるんだとか…?
もちろん「沼津まちあるきスタンプ」も会場限定デザインを展開。
こちらはイベント会場ではなく、よみうりランドの売店コーナーに設置されているのでイベント終了後に捺しに行きました。
よみうりランドの観覧車をバックに、イベントの法被姿の高海千歌ちゃん!スタンプ色もゴールドで特別感たっぷりです!
約1時間のフェス本番の時間を楽しんだら、いよいよイベントのクライマックス。
最初に説明を受けた「らんらんホール」に戻ります。
イベントの最後に行われるのはやっぱりAqoursのライブ!
(Aqoursキャストさんによるものではなくてアニメ映像でのライブです。ねんのため。)
噂によるとここで披露される楽曲はその日によって変わるとか…?ちなみにこの回は「MIRACLE WAVE」「君のこころは輝いてるかい?」の2曲、でした。
浦の星女学院の生徒さんと、Aqoursと、一緒になって作り上げたイベントのクライマックス。
これまでのAqoursのライブももちろんたっぷり楽しんできましたが。今回のこのライブパートは、自分たち「助っ人さん」たちと、浦の星女学院の生徒みんなと、そしてAqoursと一体になったような、今までになかったような不思議な楽しさがありました。
そして最後に語られる、イベントテーマソング『SUKI for you, DREAM for you!』完成に至るエピソード。
この曲をバックに、Aqoursのアニメ映像や沼津の風景、今回のイベントの風景がスクリーンに映り、スタッフロールと共に大団円。
楽しかったイベントもあっという間に終わりの時間となってしまいます。
最後のアニメパートの中では、千歌ちゃんが「変わっていく沼津の街」について触れる場面も。
折しも5月末で作品の聖地のひとつ「マルサン書店仲見世店」さんが閉店、というタイミングでもあり。
マルサン書店さん以外にも、「ラブライブ!サンシャイン!!」のプロジェクトが始まってアニメに映し出されてから変わってしまった風景もたくさんあります。
もちろんこれからも(例えば高架化事業の決まっているJR沼津駅とか)変わっていくであろう沼津の風景がたくさんあったり。
沼津に住んでいると、そういった場面もたくさん目にすることがあるのかなあ、なんて。
個人的には、時の流れは前に進むだけで戻ることはない、だからこそイマしかないイマを一生懸命楽しむことが大事、てことが「ラブライブ!サンシャイン!!」、そして「ラブライブ!」で描かれたメッセージのひとつなのかなあ、なんて思っていたり。
そんなわけでこのイベントもひとつの忘れられない楽しい楽しい思い出に。
また明日からも沼津での日々を楽しんで生きていこう、なんて思いながらよみうりランドから沼津へ帰ってきたのでありました。
僕らは沼津に住んでて沼津から参加して沼津に帰ってきましたが。
今回イベントに参加した「沼津以外に住んでいる」人もまた、このイベントをきっかけに「沼津に遊びに行きたい!」って思ってくれたら楽しいな、なんてまた思うわけです。