こんにちは、ぴんちょすです。
今回は沼津市からちょっとドライブして藤枝市へ。
藤枝といえば是非食べたいのが、このエリア独特の食文化「藤枝朝ラーメン」。
朝早くから開いているお店もあって、あっさりした醤油ラーメンが多いんだとか。
今回は藤枝市にある「らーめん はっかい」さんへ!朝からラーメン食べちゃいました!
今回お伺いした「らーめん はっかい」さんがあるのは藤枝市兵太夫、という場所。
繁華街からはちょっと離れた場所で、高速道路やバイパスからもちょっと距離があります。
お店の前には駐車場が7~8台ぶんくらいだったでしょうか。
朝9時くらいの時間に行って、すでに満車。ちょっと時間をずらしながら何度か行ってみて、空いた頃合いを見計らって入店です。
看板にはなんと「7:00am~12:45pm」の文字。本当に朝早くから開いています。
逆にお昼は早めに閉めてしまって、夜の営業もない様子。
メニューも「中華そば」「冷たいらーめん」のほかはトッピングに小ライス、ビールとシンプルそのものです。
ここ「はっかい」さんのように、藤枝市には朝早くから開いているラーメン屋さんが多く、このエリアの食文化になっているそう。
もともと朝早くから働いている茶業関係者さんが多かったそうで、仕事帰りのラーメン需要が高かったことが起源なんだそうです。
あっさりした魚介醤油系のラーメンが多く、ご当地グルメとしてコンビニのチルド麺やカップ麺の商品化もされていたり。
関連記事:【食べてみた】藤枝朝ラーメンをカップ麺で再現!寿がきや食品「全国麺めぐり 藤枝朝ラーメン 冷たい醤油味」 | ぴんちょすの沼津ライフ (numazulife.com)
ではでは早速。
朝からラーメンいただいちゃいました!
こちらは「中華そば(並)」。お値段500円。
小ぶりな丼の中には、たっぷりの麺、醤油の色の濃いスープ、チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔のトッピング。
まずはスープをひとくち。
これがお出汁の香りとうま味が利いていて美味しい!
もともと茶業関係者の仕事帰りの需要、というのもうなずける、ちょっとしょっぱめのしっかりした味わい。後からどっしりした甘みも感じます。
脂っけがほとんどなくて、朝から食べても全然しつこくない。
ラーメン、というよりはうどんやお蕎麦のつゆに近い印象です。
たっぷりの麺はコシのあるストレート細麺。
こちらもお蕎麦やうどんをイメージさせるような、のどごし良くサラッといただける麺です。
チャーシューも脂部分がほとんどなくて、赤身のみっちりした食感と味わいをしっかり感じられる一品。
朝からしっかりお腹を満たしつつ胃もたれしない、絶妙なバランスです。
そしてもう一品。
これがまた藤枝朝ラーメンの大きな特徴。
温かいラーメンと冷たいラーメンをラインナップするお店が多く、人によっては一度に温冷2杯食べるんだとか。
こちらが「冷たいらーめん(並)」600円。
涼やかなガラスの器の中には、こちらもたっぷりの麺と、メンマ、ネギ、チャーシューのトッピング。
温かいほうにはなくて冷たいほうにだけあったのが、薬味として添えられていたわさびと紅ショウガ。
紅ショウガは豚骨ラーメンでよくある薬味ですが、「わさび」というのはなかなか新鮮かも。
冷たいほうの麺はまたキリっと冷えて、よりプリプリシコシコの食感に。
スープのベースは同じようで、脂がほとんどなくてスッキリしているので、こちらもあっさり食べやすい美味しさ。
豚の脂が多く残っているスープを冷やしちゃうと、きっとベタベタギトギトしちゃうんだろうな、なんて想像したり。
わさびをちょっとずつ溶かしたり、紅ショウガをときどきつまんだりするのも、良い感じのアクセントになります。
温冷それぞれ、似ているようで違った美味しさ。どちらも美味しい!
ということで今回は、藤枝市「らーめん はっかい」さんで朝ラーメンでした!
ラーメンもスッキリ美味しく、朝から食べても決して重たくない美味しさでした。
藤枝市にはほかにも朝早くからラーメンを提供してくれるお店がたくさんあるそう。
またいろいろ食べてみたい…!
ではでは今回も、ごちそうさまでした!