こんにちは、ぴんちょすです。
インターネット上の都市伝説として語り継がれているという架空の駅「きさらぎ駅」。
そのモデルとされている、静岡県は浜松市を通る私鉄「遠州鉄道」の「さぎの宮駅」で、「きさらぎ駅」の限定レプリカ切符が発売される、という情報を聞き、実際に行ってみました!
遠州鉄道「さぎの宮」駅で「きさらぎ駅」限定切符発売イベント
ということでやってきましたのは、静岡県浜松市東区にある遠州鉄道「さぎの宮駅」。
ここ「さぎの宮駅」、インターネット上で語り継がれている都市伝説の駅「きさらぎ駅」のモデルとされている、ということ。
その都市伝説の発端となった、インターネット掲示板への最初の投稿が2004年1月8日、ということで、同じ日の2022年1月8日に遠州鉄道の駅や営業所で「きさらぎ駅」の限定切符の発売イベントが行われました。
「さぎの宮駅」と「新浜松駅」、遠州西ヶ崎駅のそばにある「鉄道営業所」の3か所で合計500セットの限定発売が行われ、さらに「さぎの宮駅」の駅名標も1日限定で「きさらぎ駅」に変わる、というイベントです。
ちょうどこの日は浜松まで出かける用事がありまして。
これは是非行ってみたい!と行ってきました!
「きさらぎ駅」限定切符をゲット!
発売は朝の9:00から、ということで、ちょうどそれくらいの時間をめがけてさぎの宮駅へ。
全体で500セットの限定発売のうち、さぎの宮駅で販売されたのは半分の250セット。
駅に着いてみるとホーム入り口から地下通路、駅西側の道路までずらりと待機列。
もう200人は並んでいるんじゃ…?切符はギリギリか、それとも買えないか?と思いつつスタッフさんの誘導に従って列へ。
実際に並んでみると、列進行は思っていたよりスムーズ。だいたい30分くらいでホーム入り口まで到着。
無事にゲットできました、「きさらぎ駅」限定切符!
切符は2枚セットになっていて、1枚は新浜松からさぎの宮行き、もう1枚は新浜松から「きさらぎ駅」行き、となっています。
ちなみに「さぎの宮行き」の切符は当日限定で使用可能でしたが、「きさらぎ駅行き」の切符はレプリカのため使用できないそう。(日付も2004年1月8日になっています)
切符への改鋏体験も
駅のホームでは、改札の際に切符にハサミを入れる「改鋏(かいきょう)」体験もできました。
せっかくの貴重な体験、ということで記念切符にハサミをパチンと。
自動改札やICカード乗車券が普及した今、なおさら貴重な体験かもです。
この改鋏体験で入れるハサミ、さぎの宮駅と新浜松駅、鉄道営業所のそれぞれで形が違っていたそう。
3か所コンプリートする猛者もいたり…したんでしょうか。
当日限定!駅名標が「きさらぎ駅」に
切符を買い、改鋏体験のあとはホームの駅名標を見に行きました。
この日限定、ということで特別な駅名標を写真に収めよう、とホームには人だかり。
普段は「さぎの宮」になっている駅名標がこの日限定で「きさらぎ」に。
背景も一面青色ではなく、ちょっと雲がかかったような怪しげな雰囲気にデザインされていました。
駅番号も通常の「09」ではなく「00」に。
柱の駅名標も「きさらぎ」に。
ちなみに逆側はちゃんと「さぎの宮」のままでした。
イベントを知らずに乗った人が「聞いたことも見たこともない駅」だと思ったら大変ですもんね。笑
ということで今回は遠州鉄道「さぎの宮駅」での「きさらぎ駅」限定切符発売イベントに行ってみました!
インターネット上の都市伝説をもとにした鉄道会社さんの遊び心あふれるイベント、楽しんできました。
ではまた!