こんにちは、ぴんちょすです。
沼津が舞台の「ラブライブ!サンシャイン!!」、そこから派生したスピンオフ作品「幻日のヨハネ」。
ラブライブ!シリーズ総合マガジン「LoveLive!Days」で一枚絵やコミックが連載されているほか、2023年にはなんとシリーズアニメも展開決定。
物語の舞台となる風光明媚な港町「ヌマヅ」は言わずもがな、「ラブライブ!サンシャイン!!」本編同様に静岡県沼津市がモデル!
現実に存在する風景をファンタジー調にアレンジした風景がたくさん出てきます。
この記事では「LoveLive!Days」のVol.31以降の「幻日のヨハネ」一枚絵に登場する場所のモデルと思われる場所を順次紹介していきます!
沼津が舞台の「ラブライブ!サンシャイン!!」。
そのスピンオフ作品として、「LoveLive!Days」で一枚絵やコミックが連載されている「幻日のヨハネ」。
2023年にはシリーズアニメが展開されるということで、沼津市や商店街の盛り上がりもかなりのものです。
そんな折に先日行われた「沼津地元愛まつり」と「沼津地元愛物産展」。
そこでもLoveLive!Days誌面で連載された「幻日のヨハネ」から一枚絵のパネル展示が行われていました。
展示されていたのはLoveLive!Days Vol.11~29に掲載された一枚絵でした。
一枚絵の中では、それぞれに作中の「ヌマヅ」の風景が描かれていて、その風景はもちろん現実の「沼津」の風景がもとになっているものばかり。
せっかく同じ沼津に住んでいるからには、ぜひ「聖地巡礼」してみたい!ということで順次巡ってみることに。
ちなみにVol.11~30に登場した場所は別記事にしてあるのでそちらもどうぞ↓
関連記事:【幻日のヨハネ 聖地巡礼】LoveLive!Days Vol.11~30に登場!「ヌマヅ」のモデルになった場所20ヶ所巡ってみたまとめ | ぴんちょすの沼津ライフ (numazulife.com)
幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR- 公式サイト (yohane.net)
「LoveLive!Days Vol.31」(2022年8月30日発売)に掲載された一枚絵。
現実でも暑い夏の時期ですが、イラストはヨハネとヨウが暑さを避けて「アイベースの滝」で涼む、というシーンです。
この「アイベースの滝」のモデルになったと思われるのが、沼津市大岡と長泉町下土狩の境、黄瀬川を流れる「鮎壺(あゆつぼ)の滝」。
誌面にも「ヌマヅの噂」として鮎壺の滝の話題が出ているので、おそらくここがモデルだろう、と思われます。
「アイ」は「鮎」からか、もしくは「鮎壺」が「藍壺」と書かれる(滝の近くにある御殿場線の踏切が「藍壺踏切」となっています)ことから「藍」からきているのかな?と個人的には類推。
「ベース」は花瓶や壺を意味する英語の「vase」かな?
勢いよく流れ落ちる滝は迫力もあり、「ぬまづの宝100選」にも選ばれた場所でもあります。
沼津市街地からは少し離れた場所ですが、旧246号線からもアクセスしやすく駐車場もあるのでクルマでは行きやすく、またJR御殿場線の下土狩駅も近いので、ちょっとお出かけしてみるのも楽しいかも。
そばには公園も整備されていて、秋冬の晴れた日には富士山もよく見えるかも!
関連記事:【おでかけ】鮎壺の滝(沼津市大岡/長泉町下土狩)〜「ぬまづの宝100選」にも選ばれた迫力満点の滝を眺める | ぴんちょすの沼津ライフ (numazulife.com)
続いては「LoveLive!Days Vol.32」(2022年9月29日発売)から。
一枚絵もありましたが、まずはコミックスのほう。
コミックスに登場したのが、リコちゃんがいる動物研究所。
フクロウの顔のような独特の形状が特徴的な建物が登場します。
研究所の名前は「リリー動物研究所」かな?
このフクロウの顔のような独特の形や、両側の2棟が真ん中で繋がる建物の形状。
沼津市三枚橋町にある「沼津市立図書館」がモデルかな、と思ってます。
なかなか僕も入ったことはなかったですが、いいきっかけだな、と思ってちょっと中を探索。
もちろん図書館としてさまざまな本の読書を楽しむ人たちもたくさん。
展示スペースには大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にまつわる展示や、沼津をロケ地にした映画作品など(もちろんラブライブ!サンシャイン!!も)の紹介コーナーもありました。
続いてLoveLive!Days Vol.32の一枚絵に登場したのは「ヴェーデ鮮花店」というお花屋さん。
正直ここはまだモデルになるような場所が思い浮かばず…Twitterとかでも有力情報はまだなさそう。
「ヴェーデ」という名前は緑色を意味する「verde」が由来かな?とすると沼津市緑ヶ丘…?とか思ったり。
沼津で「verde」というと沼津駅北口の「プラサヴェルデ」も思い浮かんだり。
これ!という情報をお持ちの方は教えてください!笑
続いては2022年10月末に発売された「LoveLive!Days Vol.33」から。
今回号には「センボン地区ジャマツ軌道」として鉄道の電車と停留所が描かれています。
停留所の駅名標には「沼津港⇔千本港町⇔千本東」の漢字のような文字も見えたり。
イラストの後ろの方には「びゅうお」のような建物の姿も見えます。
こちらはおそらく、かつて沼津駅と沼津港とを結んでいた電車、東海道線の支線のいわゆる「蛇松線」がモデルになっているのかな、と。
この路線は1974年まで貨物線として使用されていたものだそうで、沼津港入り口の「千本港町」交差点近くには、かつてのレールの跡が残されています。
またかつての線路跡は緑道として整備され、沼津駅近辺から沼津港近辺までをのんびり歩けるお散歩コースとしても親しまれています。
このレール跡のすぐ近くには、かつてこの路線を走っていた機関車などを描いた看板も設置。
かつてここを走っていた電車に思いを馳せたり、また「幻日のヨハネ」というパラレルワールドの沼津で走っている蛇松線の電車に胸を熱くしたり…
続いては2022年11月末に発売された「LoveLive!Days 2023年1月号」から。
(この号から○○年○月号、という表記になったようです)
今回号には「ウチーラ地区第4防波堤燈光台」として、港や堤防、そして赤い灯台が描かれています。
こちらは奥に見える建物から、ラブライブ!サンシャイン!!ファンの方にはお馴染みの場所のひとつ、沼津市内浦三津にある内浦漁協の荷捌所が近いものに見えます。
ラブライブ!サンシャイン!!本編でもたびたび登場する「安田屋旅館」さんや「三津海水浴場」からもすぐ近く、聖地巡礼慣れしている方には何度も訪れたことのある場所かも。
この荷捌所からすこし海のほうに出たところに、ヨハネやカナンがいる堤防と同じような堤防が見えたり。
こちらもイラスト同様に特徴的な赤い塔が立っています。
こちらはまた別の視点から。
内浦漁港よりもすこし沼津市街地に近づいたあたり、内浦小海の「いけすや」さんの駐車場のあたりから。
堤防と赤い灯台、内浦漁協荷捌所の建物の位置関係は、こっちの方がイラストに近い感じに見えるかも。
(望遠レンズ、持っていけばよかった…笑)
続いては2022年11月末に発売された「LoveLive!Days 2023年2月号」から。
今回号に登場するのは、「シャクマンド地区 魔術学院立収蔵殿」とされた建物とヨハネ、ハナマル、リコの3人。
この特徴的な風合いの建物は、国道1号線バイパス沿いにある史料館「沼津市明治史料館」。
ページ左下にも「実在したウワサ!」として明治史料館の話題が紹介されています。
明治史料館があるのは沼津市西熊堂(にしくまんどう)。
「シャクマンド地区」の「シャ」は中国語(というか麻雀用語?)の「西(シャー)」で「クマンド」はそのまま「熊堂」かなあ、と想像したり。
またこの史料館の中では、中世や近代にいたる沼津の歴史や、明治期の沼津の偉人「江原素六(えばら そろく)」について学ぶことができます。
そもそもこの史料館自体がかつて江原素六の住んでいた屋敷の跡地に建ったものでもあるそう。
ラブライブ!サンシャイン!!とのコラボでも有名な「ぬまっちゃ」に使われている沼津愛鷹山麓のお茶も江原素六が生産を奨励したものだったり、「ぬまっちゃ」の缶デザインの題字も江原素六がその前身をつくった「静岡県立沼津西高校」の生徒さんのものだったり、と…ラブライブ!サンシャイン!!ファンの方も、知ってみると楽しい人物のひとりかもしれません。
関連記事:【おでかけ】沼津市明治史料館(@西熊堂)〜沼津の歴史と郷土の偉人江原素六を知る | ぴんちょすの沼津ライフ (numazulife.com)
というわけでこの記事では、「LoveLive!Days」Vol.31以降に連載される「幻日のヨハネ」の風景のモデルになった場所、順次聖地巡礼で巡って紹介していきたいと思います!
来月以降も手に入り次第順次追加していこうと思っています!
ではまた!