こんにちは、静岡県沼津市在住ブロガー、ぴんちょす(@pinchoss0817)です。
きたる4月4日(木)、沼津市西浦江梨・大瀬神社の例祭「大瀬まつり」が行われます。
女装した漁師の青年たちが大漁旗で大瀬神社に集まる勇壮なさまは必見です!
というわけで今回の話題は、毎年4月4日に行われる大瀬神社の例祭「大瀬まつり」。
沼津市街地にも、ことし2024年の大瀬まつりの開催を告げるポスターが飾られていました。
沼津市西浦江梨にある神社「大瀬神社」は、古くから駿河湾の漁師さんたちの信仰を一身に集める神社だそう。
沼津市街地からは海沿いの道を南へ、自家用車で約1時間ほどの距離です。
大瀬海浜商業組合の公式サイトによると、「引手力命(ひきてちからのみこと)」という神様を祀る神社で、海の守護神として知られているそう。
船を新造する時には必ずこの神社に参詣し、海上の安全を祈願した、とも言われているとのこと。
写真右側に見える赤い布は、海上の安全を願う人々が奉納する風習があるという褌なんだそうです。
僕もこの「大瀬まつり」は以前2018年に開催されたときに観に行ってきました。
ここ大瀬神社を目指して、遠くは由比や蒲原から、もちろん近くは静浦や内浦といった地区からきらびやかに大漁旗で飾られた参拝船が集まります。
その勇壮な様子だけでも必見の価値あり、です!
その参拝船に乗るのは、白塗りで長襦袢、という女装した青年たち。
「チャンチャラオカシ」の賑やかな掛け声に合わせて踊る様子は「天下の奇祭」とも呼ばれるそう。
女装の理由については、大瀬神社の「引手力命」が男性神であるためその気を引こうとした、4月4日が桃の節句と端午の節句の中間だから、など諸説あるようです。
また当日は、とん汁やひものの販売等も行われるそう。
さらに地元高校生の和太鼓やバトンの演舞も予定されているそうで、そちらも合わせて楽しみたいところです!
なお沼津観光ポータルサイトによると、例年内浦漁港で同時開催されていた「内浦漁港祭」は中止とのことです。
というわけで今回は、4月4日に行われる大瀬神社の例祭「大瀬まつり」の話題でした!
きらびやかに飾られた参拝船に、女装した青年たちのはやし立てる声…平日の木曜日ではありますが、この「天下の奇祭」、是非観に行ってみてはいかがでしょうか!
ではまた!
【イベント情報】
- 大瀬まつり
- 〒410-0244 静岡県沼津市西浦江梨329 大瀬神社
- 開催日:2024年4月4日(木)
- 時間:祭典 7:30~ 例祭 10:00~
- 大瀬海浜商業組合の公式サイトはこちら